昨今、マスメディアや経済会合に於いて、『オペレーショナル・アセット化』という専門用語が耳目に触れる機会が多くなりました。これは、‘管理運営に特別のknow-howと専門性を必須とし、尚且、運営者の資力信用力という企業環境が運営に直接的な影響を与える’ という意味合いになります。
業種業態において典型的な例を挙げますと、「病院」、「診療所」、「レジャー・アミューズメント施設」、「ホテル」、「商業施設」があります。
国土交通省において『ヘルスケア施設供給促進のための不動産証券化手法の活用、及び安定利用の確保に関する検討委員会』にて協議されてきた事案において、弊社が運営中の「住宅型有料老人ホーム ヴェルジェ枚方」が、我国初のヘルスケア施設特化型REITとして平成26年3月28日より運用を開始した「日本ヘルスケア投資法人」の保有施設となるに至りました。これもひとえに高齢者のより良き居住環境の創造と地域への寄与に貢献させて頂いた賜物かとスタッフ一同、身の引き締まる思いです。
前述の業種業態例に加え、「介護事業者」の専門性を活かした「有料老人ホーム」や「サービス付き高齢者向け住宅」の運営にも、『オペレーショナル・アセット化』が必要とされる時代が到来しました。ソフト面における長年に亘る豊富な知識と経験と熟練した技術に磨きをかけなければ、新たな成長の息吹に触れることはできません。
今般の栄えあるヘルスケア施設特化型REITの設立にご尽力を賜りました、大和証券グループの大和リアル・エステート・アセット・マネジメント株式会社、エイ・アイ・ピー・ジャパン合同会社の関係諸氏の方々に厚く御礼申し上げます。
今後も、地域福祉への更なる発展に尽力してまいりたいと思います。
平成26年5月吉日
株式会社日本介護医療センター
代表取締役 谷 口 優 亮
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